世界に広がるCOMPANIES
働きがいも経済成長も共に実現を目指す

世界に広がるCOMPANIES(仲間たち)

2021年4月、事業領域の拡大とグローバル展開を加速し、さらなる成長を進めるために、株式会社スシローグローバルホールディングスは、株式会社FOOD & LIFE COMPANIESへと社名を変更いたしました。
日本の回転すし市場において10年連続で売上高第1位を維持する「スシロー」の店舗は、国内だけで600店舗を超えました。今後も国内では年間30店舗のペースで出店の継続を目指しています。海外においては、すしの受容度が高い「東アジア」「東南アジア」を重点エリアと認識し、世界展開を加速させていく予定です。
世界中のお客さまにすしの「うまさ」を楽しんでいただくことはもちろん、店舗拡大に伴う雇用創出によって、社会貢献も果たしていきたいと考えています。

働きやすい職場づくり

「スシロー」では、徹底した労働時間管理、年間108日以上の休日取得推進、飲食業界の中でも高い給与水準など、社員の働きやすさを意識した職場環境の整備を進めています。社員や従業員からの要望に応える形で、毎年全店で2日間の一斉休業日を設けるといった試みも柔軟に行っています。 また、入社~年次研修、課長昇格研修など、ステージに即した研修を行うことで社員のキャリアアップをサポートしています。
すしにこだわる「スシロー」ならではの研修が、すしネタの知識を学ぶ「すし塾」です。すしに関する知識と熱意を持った社員が各店舗で働くことで、業界売上日本一という快挙を成し得ることができたと考えています。
さらに、年齢や年次にかかわらず意欲のある人材には、研修や資格の取得を通じて積極的なキャリア支援を行っています。
当社では社員だけではなく、パート・アルバイトなど従業員の方々の働きやすさも重視しています。各店舗では個人の特性に合わせた人材育成を行うことで、成長を促し、働きがいを感じられる職場づくりに努めています。「スシロー」では、パート・アルバイトの全従業員の約6割が1年以上勤務、さらに3年以上勤務する人の割合が3割近くを占めています。
障がいのある方においては、自立と社会参加を促進するため、社内の専門部署を設置し、店舗での雇用をサポートしています。地域の関係支援機関と協力しながら、入店前に職場実習を行い、特性に応じた業務のマッチングを行っています。
このような環境により、2019年度の新卒社員のうち、約52%がパート・アルバイトの経験者となっています。

また、2021年10月より「FOOD & LIFE COMPANIES奨学金制度」を開始しました。 共に働く仲間にとって少しでも働きやすい環境を提供することを目的として、経済的理由で大学進学や進級をあきらめることがないよう、返済の必要がない給付型の奨学金による経済的支援です。

地域社会と共に

「スシロー」では、食育を推進する取り組みとして「ゴー!ゴー!キッズプロジェクト」を展開しています。その活動の一環として行っているのが、田植え・稲刈り体験や、ぶりやはまちが育つ養殖施設の見学を通じて「食」の大切さを知っていただく「すし育」です。
田植え・稲刈り体験ツアーは2015年から行っており、「スシロー専用米」を育てる田んぼで農作業を実際に体験してもらいます。白米になる前の稲穂や脱穀の様子を初めて見る子供も多く、毎年たくさんの親子連れで賑わっており、生産者への感謝の心を育む機会になっています。
養殖施設では、すしネタとなるはまちの育成から水揚げ、加工、そしてすしになるまでの過程を見学することで、海の水産資源の大切さを実感していただいています。
2021年は初めて参加されるお子さま向けのオンライン授業「キッズオンライン・スシローのはまちのひみつ」を開催し、スシローで提供するはまちの生態や餌の工夫などについて学びました。

また、障がい者スポーツ支援活動も積極的に行っています。共生社会の実現を目指し、2014年からNPO法人 日本身体障害者野球連盟への協賛を続けています。
さらに、地域に喜ばれる店づくりの一環として、「スシロー」の新店舗オープンの際には、近隣の障がい者施設の方などを招いて、試食会の開催を行うことも。試食会に参加してくださった方々に「美味しかった」「ごちそうさま」という感謝の言葉をかけられることが、オープニングスタッフの自信となり、モチベーションにもつながっています。(現在は新型コロナウイルスの影響により実施を控えています)

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